弊社ILUTYグループでは月1回、トレーナーの自己研鑽の場となるよう社内研修を実施しています。
グループ内で、同じ議題において意見を交わしたり、経験したある状況について、皆で解決出来るよう策を模索したりと、グループ全体で高め合える時間を設けています。
その様子を少しだけ共有させていただきます。
今回のテーマは「頭の位置を整える」ための第一弾
担当:横内
【腹筋を使った丸まる動き】
ジムにご来館されるお客様の中で、背骨が動かしにくそうな方が多くいらっしゃいます。
それは、歳と共に固まったのではなく、普段の姿勢の悪さから起こってしまったものがほとんどです。
どんな不調が起こるかというと…
・胸が張れないので腰で代償したり
・肩が上がらないので腰で代償したり
・頭が前方に突出(ストレートネックなど)したり
など多くの障害が起こってきます。
「丸まっているなら反ればいい」と思うかも知れませんが、背骨が硬い状態で反る動きを行うと多くが腰で代償しているので、背筋が頑張り過ぎてしまい、肩を痛めてしまったり、反り腰を助長したり、腰痛の原因にもなります。
そうならないためには、腹筋が適切に機能している状態をつくり、ロックした状態で反る運動をしなければなりません。
そのための方法を実践を交えておこなっていきました。
【研修内容】
・呼吸パターンの改善
・腹筋を固定した状態での手足の運動
・背骨の分節運動
を行い、普段背中が緊張気味で重心がつま先にあるトレーナーたちの重心を踵に持っていくことに成功し、一安心しました…
比較的、女性は反り気味の傾向にあり、丸くなることを忘れてしまっています。(男性もiいらっしゃいます)
その場合、腹筋は機能しずらく、背筋ばかりが働いているため、無意識に背面が緊張していることが多いです。
それを改善するのが今回の内容でした。
適切な呼吸パターンを取り戻し、腹筋が使えるようになると、背面の無駄な緊張が取れ、大きく息を吸い込めたり、肩の痛みが少なくなったりします。
その後で反る動きをおこなっていくと頭の位置が整い、適切なポジションを維持するので、日常生活をもっと楽に過ごすことができるのです。
なので、筋肉を育てることも大事ですが、体のアライメントや機能を整えることも同じくらい大事なのです。
では、反る動きですが…
続きはまた次回の横内の回にお話しますね。
今後は従来のようなオンラインの研修に加え、このような、トレーナーが持てる知識をアウトプットする機会を設け、グループ全体で前進していけたらと思います。
お客様がよりご満足いただけるように、トレーナー自身も常にレベルアップに努め、サービスの向上に努めて参りますので、今後ともご愛顧のほどよろしくお願い致します。
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