弊社ILUTYグループでは月1回、トレーナーの自己研鑽の場となるよう社内研修を実施しています。
グループ内で、同じ議題において意見を交わしたり、経験したある状況について、皆で解決出来るよう策を模索したりと、グループ全体で高め合える時間を設けています。
その様子を少しだけ共有させていただきます。
今回のテーマは【可動域の評価と改善】
担当:小池
【研修概要】
ジムでトレーニングをする時に、自分自身の身体が筋力トレーニングを行うにあたって充分な可動域を確保できているかどうか、柔軟性は問題ないのかという部分に目を向けたことがあるでしょうか。
せっかくやる気を持ってトレーニングをしているのに、トレーニングの効果が最大限に得られていなかったり、怪我をしてしまったりすると本末転倒です。
例えば、
・スクワットの可動域が浅く、効かせたい部分に刺激がない
・ベンチプレスをしていたら肩を怪我してしまった
などの事態が起こりかねません。
そこで可動域や柔軟性を向上させようと試みます。しかし、いざ行動に移すとしても可動域や柔軟性は何を基準に判断すれば良いか分からない。今回はその基準であったり、そこから改善点が見つかったとしてどのようなアプローチをしていくのかといった内容になります。
トレーナーがお客様を評価・改善するといった場面を想定して、研修を進めていきました。
【研修内容】
・上半身の可動域評価・改善
①胸椎回旋運動
②広背筋の柔軟性
③肩関節の外旋運動
④前腕回内運動
・下半身の可動域評価・改善
①SLR(下肢伸展挙上)
②オーバーヘッドスクワット
③足関節の背屈運動
を行いました。車での運転時間が長いトレーナーは、可動域や柔軟性の部分で問題が見えてくるような結果となりました。これはお客様にも同様のことが考えられるので、お客様の状況などをしっかり把握して実践にも活かしていただければと思います。
この評価と改善を行うことは、先輩トレーナーの知識を借りながら、グループ全体でのパーソナルトレーニングの質の向上を図る機会となりました。
どの動作もそれほど、難易度も高くはなく時間も要さないため、積極的に自分自身のトレーニングにも是非とも取り入れてほしいと思います。
体を変えていく上で、ただただ重いものを持って筋肉をつけていけば良いというものではありません。適切な可動域と充分な柔軟性で筋力トレーニングを進めていただくことをオススメします。
今回の内容に少しでも興味を持っていただいた方は、ぜひパーソナルトレーニングでお待ちしております。
最後に…
今後は従来のようなオンラインの研修に加え、このような、トレーナーが持てる知識をアウトプットする機会を設け、グループ全体で前進していけたらと思います。
お客様がよりご満足いただけるように、トレーナー自身も常にレベルアップに努め、サービスの向上に努めて参りますので、今後ともご愛顧のほどよろしくお願い致します。
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